ZbrushTips

【ZBrush】スナップショット3Dで刀紋をつくる

どうもこんにちは、relaxo(@relaxo_tbc)です。

刀紋は以前からもつくっているのですが、新しい方法での作り方です。

【ZBrush】アルファ画像から厚みをつける方法ZBrush初心者向けにアルファ画像を取りこんで、厚みをつけていく方法を解説します。出来たものをmatch makerブラシで沿わせる方法もご紹介。...

正直言うと以前の作り方より断然楽チンです!

D猫さん
D猫さん
ZBrush2019からの機能だよ

 

今回はZBrushにて「スナップショット3Dで刀紋をつくる」を紹介します。

 

のぶほっぷ福井先生の動画にて学ばせていただきました。

動画で学びたい方はこちらをどうぞ。

D猫さん
D猫さん
では作例で見てみよう

グレースケールのアルファ画像を用意します。

パネルにあるアルファのアイコンをクリックしてから「Import」をクリック。

用意したアルファ画像が読み込まれます。

左上にあるAlphaを開き、

読み込んだアルファ画像が選択されているのを確認してから、左下のボタン「Add to Spotlight」をクリック。

スポットライトが表示されました。

マニュピレータの「カメラのアイコン」をクリックすると、

厚みを持ったメッシュが生成されました!

D猫さん
D猫さん
この厚みは元々あった球体の厚みが反映されているよ

一つ前の画像に映っている「球体の厚み」がアルファ画像からつくられるメッシュの厚みになるようです。

ちなみにスポットライトのショートカットキーは

・スポットライト(アルファ画像)の表示非表示 ⇒ shift+zキー
・スポットライト(グルグル)の表示非表示   ⇒ zキー

relaxo
relaxo
グルグルとはマニュピレータのことです

ポリフレーム表示にしました。

見えづらいのですが、縁にクリースをかけてくれています。

底面だけにポリグループを入れました。

アルファ画像の面にポリグループが入る時と入らない時があります。その有無の原因がよく分かりませんでした。なのでポリグループ分けされていたら、この操作は必要ありません。

Geometry > Crease > Bevel をクリック。

「ctrlキー」を押しながら「Bevel Width」のパラメータを左右させて、クリースがかかっている部分にベベルをかけます。

縁にベベルがかかりました。

厚みを調整して完成です。

こんな感じになります~

ちょっとしたディテールアップの助けになりそうな「スナップショット3D」の機能を紹介させていただきました。