どうもこんにちは、relaxo(@relaxo_tbc)です。
前に書いた記事「髪の毛のつくり方」が、今でもジワジワ読まれているようなので、
少し変更点や追加点などを書きたいな! と思いました。
今回はZBrushでの「髪の毛のつくりかた②」を紹介します。
スフィアで大体のアタリをつくる
スフィアで顔のベースをざっくり作っていきます。
白いのが別サブツールのスフィアです。
ムーブブラシ(move)やクレイビルドアップブラシ(claybuildup)を使って髪の毛のベースを作りました。
うにょんと伸びたアホ毛の塊とかは、スネークフックブラシ(snakehook)をつかって作りました。
スフィアからベースができました!
これを参考にして髪の毛をつくっていきます。
瞳のテクスチャを包丁くんのものに作り直しました。
作業はPhotoshopで行っています。瞳の色などをスポイトで拾って近づけています。
瞳のつくりかたの詳細は別記事にまとめてあります。
できた瞳のテクスチャを貼りました。
包丁くんっぽさが出てきた気がします(自画自賛)
ローポリで髪の毛のベースをつくる
出来たヘッドを複製してから、髪の毛のアタリ線を書き入れています。
ヘッドに直接髪の毛を作る箇所に書き込みがしてあるので、作業がしやすいです。
アタリ線をガイドにしてウチヤマブラシ(DTR_Hair)をつかって髪の毛の束をつくっていきます。
このブラシはウチヤマ本の特典です。すごく使いやすいので是非。
書籍自体も分かりやすいので初心者にオススメです。
ウチヤマブラシ(DTR_Hair)をつかってベースができました。
⇒「Dynamic」をオンにしています。
ここから
①ポリグループ分けされているので、毛束を一つずつマスク⇒反転して選択
②選択した毛束をムーブブラシ(move)、トランスポーズ(transpose)をつかって変形して形を寄せていく
という作業をチマチマと行っていきます。
トランスポーズ(transpose)を使えると毛先などをうまく弄れます。
↓使い方なんかをまとめてまーす。
毛束の配置、大きさなどが整いました。
ダイナメッシュにして彫りこみをいれていく
毛束の状態だとローポリなので彫りこみは出来ません。
DynamicSubdiv > Dynamic を「apply」してサブディヴィジョンを5から6にあげておきます。
彫りこみなどはSKブラシを愛用しています。
細かい溝はSK_Slash、大きなうねりはSK_Clothが適しています。
ちょっとした段差はSK_ClayFillでならしています。
服のシワ以外にも髪の毛をつくるのにも大活躍しています!
完成しました!
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